「輪わくぐり祭さい」は、毎年まいとし７月がつ３０日にちに早島町はやしまちょうの鶴崎神社つるさきじんじゃでおこなわれるお祭まつりです。
　「輪わくぐり祭さい」当日とうじつの早朝そうちょうに、茅ちがやを刈かってきれいなものだけをより分わけて境内けいだいに大おおきな輪わが作つくられ、その輪わを左ひだり、右みぎ、左ひだりと３回かいくぐり参拝さんぱいします。また、用意よういした茅ちがやで小ちいさな輪わを作つくり、家庭かていの玄関げんかんに掛かけることによって、病やまいや災わざわいを防ふせぐことができると言いわれています。
　「輪わくぐり祭さい」では、あらかじめめ配布はいふされた人形ひとがた（人ひとの身体からだに代かえるもの）をなで、息いきを吹ふきかけ神前しんぜんに供そなえることによって体からだにつく病魔びょうま、けが、心こころの病やまいなどを祓はらって元気げんきに夏なつが過すごせるように祈願きがんします。午後ごご５時じから９時頃じごろまで境内けいだいは露店ろてんでにぎわいます。