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小坂八幡神社のおわけ祭り

関係かんけいする市町しまち浅口市あさくちし

こさかはちまんじんじゃのおわけまつり

関係かんけいのある情報じょうほう

この行事ぎょうじについて

 「おわけまつり」は、浅口市鴨方町小坂東地内あさくちしかもがたちょうこさかひがしちない八幡神社やはたじんじゃつたわる神事しんじで、浅口市無形民俗文化財あさくちしむけいみんぞくぶんかざい指定していされています。小坂東地区こさかひがしちく鎮座ちんざする八幡神社やはたじんじゃ大祭たいさい先立さきだち10がつにち深夜しんやおこなわれる「おわけまつり」は、神功皇后じんぐうこうごう三韓征伐さんかんせいばつ帰途きとさい寄島よりしま三郎島さぶろうじま)にり、小坂こさかさとから従軍じゅうぐんして手柄てがらてた3兵士へいしとのわかれの儀式ぎしきもよおしたという故事こじもとづづくものです。
 本祭ほんまつりの青竹あおたけは、かみ降臨こうりんする依代よりしろともかんがえられるはじまりのふる民俗的みんぞくてき行事ぎょうじである。ながさ6げんやく11メートル)、周囲しゅういすんやく24センチメートル)のささいた青竹あおたけかこむように円錐状えんすいじょう新稲藁しんいなわらおおった「おわけさま」のまえに、しろ振袖ふりそで黒色くろいろおびめた小学生しょうがくせいにん当子とうご当親とうおや寄当総代よりとうそうだい着座ちゃくざし、暗闇くらやみなかしずかにおごそかに神事しんじおこなわれます。
 神事しんじ最後さいごには、大原焼おおはらやき擂小鉢すりこばちでお神酒みきをいただき、その背越せごしにかわらけをげ、れると幸先さきさきいという擂小鉢すりこばち神事しんじおこなわれます。多少たしょう簡略化かんりゃくかしたものの毎年まいとし厳粛げんしゅくおこなわれ、地区民ちくみんささえにより伝承でんしょうされている貴重きちょう民俗行事みんぞくぎょうじです。

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