弥生時代後期やよいじだいこうき(今から約１８００年前)の集落跡しゅうらくあとで、竪穴式住居跡たてあなしきじゅうきょあとが３軒けん発見されました。昭和しょうわ４０(１９６５)年１２月、昭和しょうわ４２年８月の２回にわたって発掘調査はっくつちょうさが実施じっしされ、第だい３号ごう住居跡じゅうきょあとを昭和しょうわ４３年３月に復元ふくげんしました。さらに付近一帯ふきんいったいにも埋うもれた住居跡じゅうきょあとがあることが推定すいていされ、当時の生活様式せいかつようしきやこの地域ちいきの歴史を知るうえで貴重きちょうな学術資料がくじゅつしりょうです。
　これらの住居跡じゅうきょあとからは、壷つぼ、高杯たかつき、鉢はち、石鏃せきぞくなどの遺物いぶつが数多く出土しゅつどしました。