ばいうんじこふん
関係のある情報
【場所】倉敷市連島町連島【年代】古墳時代
【指定年月日】昭和47年9月29日【所有】梅雲寺
この史跡について
連島町連島字茂浦の山のふもと、梅雲寺境内近くの斜面に存在する古墳時代後期の古墳です。南向きに開口した横穴式石室が遺されています。
古墳が造られた時代には、山のふもとまで海が近づいていました。海を見下ろす場所に造られたのでしょう。
やがて、海が埋め立てられ村が大きくなり、寺が建てられるにしたがって、古墳は削られ、その形はゆがめられてしまいました。石室の羨道も古くに失われています。
棺を納めている玄室の規模は長さ6.23m、幅1.35mで、高さは現状で約1.7mです。東側の石材は寺の地圧により西側へ傾いています。現在は、崩れないように、石室の中に山土をつめて石材を支えています。
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