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黒木の高札場

関係かんけいする市町しまち:井原市

くろぎのこうさつば

関係かんけいのある情報じょうほう

【場所】井原市美星町黒木【年代】江戸時代後期
【指定年月日】平成17年3月16日【所有】井原市

この史跡しせきについて

 法度はっと掟書おきてがきなどをしるした板が高札こうさつであり、それをかかげる場所を高札場こうさつばといいます。一般いっぱん高札こうさつは、交通の多い市場いちばつじなどにかかげ、庶民しょみんの間に法令ほうれい徹底てっていさせることを目的としていました。中世末期頃ちゅうせいきまっきごろから見られるようになり江戸時代えどじだいにもっともさかんとなりましたが、明治めいじ3(1870)年に廃止はいしされました。
 この高札場こうさつばのあるところの字は札場ふだばといいます。江戸時代後期えどじだいこうきにつくられたと考えられていますが、詳細しょうさい不明ふめいです。さくの中に柱を立て、屋根やねもうけて雨をふせいでいます。
 間口まぐち約1m40cm 奥行おくゆき1mの規模きぼとなっています。

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