二本松国境跡
関係する市町:新見市
にほんまつくにざかいあと
関係のある情報
【場所】新見市哲西町大竹【時代】江戸時代
【指定年月日】昭和63年11月10日【所有】新見市
この史跡について
新見市と広島県庄原市との境、旧街道に接するところに見張りをする場所があり、国境を示すものとして建てられました。すぐ側の国境標と同じ様に、江戸時代に作られたもので、高い価値を持っています。
建てられた初めは、二本松国境の言葉の元になっている2本の松が道を挟んで岡山県側にありましたが、その後枯れて、現在は2代目の松が植えられています。この場所を訪れると木製の門柱を見ることができ、これを御境杭木といいます。広島県側には浅野領の見張りをする場所がおかれ、浅野領福代村の役人と備中側天領大竹村の役人がそれぞれ東西別々の部屋に待機し、交代で1人ずつ中央の板の間に待機して国境の警備をしていました。
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