流域キッズ

正月行事

関係かんけいする市町しまち共通行事きょうつうぎょうじ

しょうがつぎょうじ

  • 倉敷市所蔵写真
  • 倉敷市所蔵写真
  • 倉敷市所蔵写真
  • 倉敷市所蔵写真
  • 倉敷市所蔵写真

関係かんけいのある情報じょうほう

・ー

この行事ぎょうじについて

  「正月しょうがつ」は、もともと歳神様としがみさまいえむかえる行事ぎょうじのことでした。そのむかえをする準備じゅんびとして、12月半がつなかばごろから煤払すすはらいをしたり、門松かどまつ鏡餅かがみもち、しめかざなど準備じゅんびしていました。門松かどまつやまからりてくる歳神様としがみさまいえ案内あんないするための依代よりしろといわれ、1がつ15にちの「小正月こしょうがつ」までかざれいおおくみられます。なお、元日がんじつから7にちまでを「大正月おおしょうがつ」とか「まつうち」といいます。一般的いっぱんてき正月行事しょうがつぎょうじとしては、元日がんじついえ新年しんねんのおいわいである、おせち料理りょうり・おとそ・雑煮ぞうに年賀状ねんがじょう初詣はつもうでなどをおこないます。また、そのほかにも、初夢占はつゆめうらいやめなどもおこないます。小正月こしょうがつをもって「ことじまい」として、門松かどまつやしめなわめをげます。それをトンドといい、現在げんざいおこなっているところもあります。
 トンドとはドンド、左義長さぎちょうなどといわれることもあります。一例いちれいとして、高梁市たかはししのトンドまつりは、水野勝成みずのかつなりこう福山藩主ふくやまはんしゅになったとき吉備きび住民じゅうみん藩主はんしゅ無病息災むびょうそくさいいのって、元禄げんろくねん(1692ねん)におこなわれ、水野公みずのこう感激かんげきよろこんだことにはじまるといわれています。
 トンドまつりの1がつ15にちは、午前ごぜんから準備じゅんびにかかり、午前ごぜん10出発しゅっぱつします。やく40にん青年せいねん成人せいじんがトンドをかつぎ、トンドをわえたなわどもたちってゆきます。かつは「ワッショイ」「ワッショイ」と呼吸こきゅうわせて市中しちゅうあるき、家内安全かないあんぜんねがいをめたトンドはクライマックスをむかえます。
 午後ごごからトンドきにうつり、各戸かっこから大人おとなどもたちがりや棚飾たなかざり青竹あおたけはさんだもちってやしていきます。くと書初かきぞめのしょき、そのはいたかがるほど上手じょうずになるとわれています。
 また、トンドのおきいたもちいえかえって神々かみがみそなえ、家族かぞくみんなでいただきます。

無断むだん画像等がぞうなど複製ふくせい転載てんさい加工かこうすることをきんじます。