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松連寺本堂天井と船戸

関係かんけいする市町しまち高梁市たかはしし

しょうれんじほんどうてんじょうとふなど

関係かんけいのある情報じょうほう

【場所】高梁市上谷町【時代】戦国時代
【指定年月日】昭和34年3月27日【所有】松連寺【見学】見学可

この建造物けんぞうぶつについて

 松連寺は、弘仁3(812)年の開山で、最初は奥灘の地(奥万田)にありましたが、後に現在地へ移転しています。
 豊臣秀吉が朝鮮出兵をする際に、総督に任命された岡山城主宇喜多秀家は、出陣の時、松連寺の住職を自分の船に招いて従軍させ、戦勝祈願を行わせました。帰国後、宇喜多氏はプサンでの勝利を祝い、松連寺に観音堂を建てました。その観音堂に船の天井と扉を使っています。松連寺が移転する際に、観音堂に使っていた天井を現在の本堂に移築しています。
 天井の絵には、金箔が押してあり、豊臣秀吉の家紋である太閤桐が描かれています。

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