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西江家住宅ほか

関係かんけいする市町しまち高梁市たかはしし

にしえけじゅうたくほか

関係かんけいのある情報じょうほう

【場所】高梁市成羽町坂本1604【時代】江戸時代
【指定年月日】平成15年12月1日【所有】個人【見学】見学可

この建造物けんぞうぶつについて

 西江家は、広兼家と同様、鉱山経営とベンガラ生産の中間生成物であるローハの生産で巨大な富を得ました。西江家住宅は、代官御用所を兼ねたため、郷蔵・式台・手習い場など、役所の機能を果たした建物も残されています。西江家の6代目が島根県の石見いわみ地方から大工と瓦職人を招聘し、20 年かけて作りあげた建物と言われています。
 江戸時代はじめ頃に、3代目がベンガラ製造に着手し、江戸時代中ごろに量産化に成功し、産業化させました。ベンガラは大名間の贈答品ぞうとうひんである伊万里焼いまりやきなどの絵付用えつけよう顔料がんりょう、漆器・塗料などさまざまなものに用いられる赤色顔料せきしょくがんりょうとして使用されました。

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