高梁川東西用水取配水施設
関係する市町:倉敷市
たかはしがわとうざいようすいしゅはいすいしせつ
関係のある情報
【場所】倉敷市酒津【時代】大正時代
【指定年月日】平成28年7月25日【所有】高梁川東西用水組合【見学】見学可
この建造物について
高梁川東西用水取配水施設は、高梁川の下流にある農業用水施設です。
治水を目的とした高梁川改修工事の一環として建設され、樋門は内務省大阪土木出張所の設計により大正13(1924)年に、事務所は同15(1926)年に完成しました。
樋門はいずれも鉄筋コンクリート造で、酒津取水樋門は表面全体に花崗岩の石を積んでおり、南配水樋門は15連からなる大規模な構造物です。
高梁川東西用水取配水施設は、近代農業用水施設のうち、大正期における最大規模のものとして重要なものです。
また、大正期に全国的に導入が進められた鉄筋コンクリート造樋門の現存例としても貴重であり、農業土木技術史上価値が高いものです。
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