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影向の松

関係かんけいする市町しまち:倉敷市

ようごうのまつ

関係かんけいのある情報じょうほう

【場所】倉敷市中帯江
【時代】約200年前移植
【指定年月日】昭和40年3月25日
【所有】不洗観音寺
【見学】可  【見学時期】通年

この天然記念物てんねんきねんぶつについて

 不洗あらわずの観音寺かんのんじ境内けいだいにある黒松で、今から約200年前に義雲ぎうん和尚おしょうが移植したものと伝えられ、地上から1.8mのところで十あまりに枝分かれし、その枝張りの周囲は60mにも及びます。
 影向ようごうとは仏・菩薩ぼさつがその身をこの世に現すことをいい、現世で苦しんでいる全ての者を救い、悟りへ導くため出現することを意味しています。「影向の松」という名も、この松が枝を多くのばし、まるで母親が両手を広げて子どもたちを抱えるような姿に由来するといわれます。

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