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金光学園中学高等学校記念講堂

関係かんけいする市町しまち浅口市あさくちし

こんこうがくえんちゅうがくこうとうがっこうきねんこうどう

関係かんけいのある情報じょうほう

【場所】浅口市金光町占見新田【時代】明治時代
【指定年月日】平成26年10月7日【所有】学校法人 金光学園【見学】見学不可

この建造物けんぞうぶつについて

 金光学園中学高等学校記念講堂は、明治37(1904)年、現金光教本部の一角にあった旧金光中学校校地に建てられた講堂で、昭和31(1956)年に現在地に移築されました。
 構造は、木造平屋建、寄棟造、桟瓦葺です。屋根には半円形の屋根窓を設け、軒下には雲形の持送もちおくりで装飾しています。外壁は下半を板張り、上部を漆喰塗とし、壁に「X」字状の木組みを表現しています。内部の天井は二重折上格天井にじゅうおりあげごうてんじょうで、これは旧遷喬尋常小学校(国重要文化財)旧吹屋小学校(岡山県指定重要文化財)にもみられる構造です。
 和風(寺社建築)と洋風のデザインを融和させたデザインに特徴があり、明治期の学校建築の様式や技術を知る上で貴重な建造物です。

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