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旧埴原家住宅

関係かんけいする市町しまち高梁市たかはしし

きゅうはいばらけじゅうたく

関係かんけいのある情報じょうほう

【場所】高梁市石火矢町【時代】江戸時代
【指定年月日】平成15年7月25日【所有】高梁市【見学】見学可

この建造物けんぞうぶつについて

 石火矢町いしびやちょうにある武家屋敷で、江戸時代中期から後期にかけて、120~150石取りで、近習役や番頭役を務めた中級武士の住宅です。江戸時代後期の建築で、平屋建ひらやだて、屋根は箕甲葺みのこうぶき、懸魚を取り付けるなど、寺院を思わせる建築となっています。内部も花頭窓かとうまどや柱をぜいたくな面皮柱にするなど数奇屋造の面影を残しています。
 旧埴原家は板倉勝政の生母の実家であるため、備中松山の城下町の武家屋敷としては、寺院建築や数寄屋風の要素を取り入れた珍しい造りとなっています。

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