いのうえけじゅうたく
関係のある情報
【場所】倉敷市本町【時代】江戸時代
【指定年月日】平成14年5月23日【所有】個人【見学】見学可(※2022年まで修理中)
この建造物について
井上家住宅は、倉敷川畔の重要伝統的建造物群保存地区の中でも代表的な町屋の一つで、古くから倉敷の中心通りである本町通りに面して建っています。
非常に古いかたちが見られ、南に面した二階の7つの倉敷窓には、火災に備えて土扉が付いています。倉敷では少なくとも江戸時代後半には大きな火災がなく、このような古い町屋の形式が残っているのは井上家だけです。
2012~2022年まで保存修理を行っており、修理で見つかった墨書から、主屋は享保6(1721)年に建てられたことがわかり、倉敷美観地区内では最も古い町屋であることがわかりました。
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