観光かんこう文化施設しせつ「倉敷くらしきアイビースクエア」の一角いっかくにあるこの建物たてものは、明治めいじ３９(１９０６)年に倉敷紡績ぼうせきが５度ど目の工場増設ぞうせつを行った時、製品せいひん倉庫そうことして建たてられたもので、煉瓦れんが造づくり(一部木造もくぞう)の平屋ひらや建物です。
　建物入口には擬石ぎせき洗あらい出しのアーチが設もうけられており、要かなめ石には、倉敷紡績のマークを見つけることが出来ます。
　昭和しょうわ４７～５６(１９７２～１９８１)年にかけて、大原おおはら美術びじゅつ館かんの分館として利用りようするために改装かいそうされましたが、保存ほぞん状態じょうたいが良よく、往時おうじの姿すがたをとどめています。