本荘八幡宮鳥居
関係する市町:倉敷市
ほんじょうはちまんぐうとりい
関係のある情報
【場所】倉敷市児島通生【時代】室町時代
【指定年月日】昭和31年6月28日【所有】本荘八幡宮【見学】見学可
この建造物について
本荘八幡宮は、大宝元(701)年に建てられたと伝えられている古い神社で、水島灘を見渡す山の上にあります。
石鳥居は神社の境内に入る出入口として立てられるのが普通であり、この鳥居も元は三ノ鳥居として参道に立っていました。その後、保存のために社殿の裏、瑞垣の中に移され現在に至っています。
鳥居は、わずかな形のちがいによって様々に分類されています。2本の柱の上にのせる横木を笠木、柱の途中を結合するものを貫と呼び、笠木の下に島木を入れ、島木と貫の間に額束を挟んだ形式を明神鳥居といいます。
八幡宮のこの鳥居は、高さ2.3m、花崗岩製の明神鳥居で、笠木と島木は一つの石から作られ穏やかな真反りを示しています。室町時代初期の様式を典型的に示しており、全国における当代石鳥居の基準作として知られています。
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