へんじょういんさんじゅうのとう
関係のある情報
【場所】倉敷市西阿知町【時代】室町時代
【指定年月日】大正14年4月24日【所有】遍照院【見学】見学可
この建造物について
遍照院は、真言宗の寺院で、寛和元(985)年 に智空上人によって開かれたと伝えられています。
三重塔は、永享年間(1429~41)の再建と伝えられていましたが、昭和41~42(1966~1967)年にかけて解体修理を行ったときに、応永23(1416)年の再建墨書が見つかったため、室町時代前期に再建されたことがわかりました。
この塔は、高さ約21mで、屋上に青銅製の相輪(装飾物のようなもの)があります。柱の先の彫刻のデザインなどから、室町時代前期の建築様式の特色がよくうかがわれ、バランスのとれた形は美しく、国内有数の三重塔と言えます。
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