野﨑家別邸迨暇堂主屋ほか
関係する市町:倉敷市
のざきけべっていたいかどうおもやほか
関係のある情報
【場所】倉敷市児島味野【時代】明治時代
【指定年月日】平成12年4月28日【所有】ナイカイ塩業株式会社【見学】見学可
この建造物について
児島の
塩田王・
野崎武左衛門の
孫、野崎
武吉郎は
明治23(1890)年から3
期16年にわたって
貴族院議員をつとめ、中央知名人としばしば
交友を
深めていました。この
頃、
味野には児島
郡役所があり、人々が多く行き
交っていました。中央知名人の
迎賓館的施設として、また、
往来する人々の
接待や
宿泊、
集会の
場として
建てられたのが、この
建物です。この
建築事業には、
日清戦争後の
失業対策という
意味も
兼ねられていました。
主屋は百
畳敷の大広間を
有する大
規模で
複雑な建築です。なまこ
壁の
土蔵は
宴会用の
備品類を
収納した道具
蔵で、
居宅は
屋敷地の
維持管理人の住宅です。
車寄と
車夫詰所は
当時の地方の
交通事情の
一端を
伺い知る
貴重な建物です。
敷地内にある2つの茶
室は、野崎武吉郎の
還暦記念に建てられたもので、
外葭葺きで
田舎屋風に
仕立てられています。
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