丸本家住宅及び丸本酒造
関係する市町:浅口市
まるもとけじゅうたくおよびまるもとしゅぞう
関係のある情報
【場所】浅口市鴨方町本庄【時代】明治~昭和時代
【指定年月日】平成15年12月1日【所有】丸本酒造(株)【見学】住宅は見学不可。見学は、事前連絡が必要
この建造物について
岡山県南西部は、酒造りの集団である「備中杜氏」が集中する地域です。丸本酒造は、江戸時代終り頃(幕末)の慶応年間に始まった老舗の酒造元です。建物は、明治時代から昭和時代初期に建てられたもので、現役の酒蔵です。
登録文化財は、住宅では座敷屋と塀で、酒造では、店舗、各蔵、釜場、取合廊下、門・塀及び石段と井戸や石垣です。酒蔵の外観は、白と黒のコントラストが美しく、蔵の一部は、洋風小屋組み(トラス構造)です。
丸本酒造は、主屋と酒蔵が一体となって、酒醸造家の住宅の風情を構成している貴重な産業を知る文化財です。
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