龍宮門(旧正伝寺山門)
関係する市町:浅口市
りゅうぐうもん(きゅうしょうでんじさんもん)
関係のある情報
【場所】浅口市鴨方町鴨方【時代】江戸時代
【指定年月日】平成24年2月22日【所有】浅口市【見学】見学可
この建造物について
正伝寺は、元亀2(1571)年に建てられた浄土真宗のお寺で、明治30(1897)年に廃寺となりました。お寺の面影は、この門や石垣だけになります。
明治から昭和時代にかけて、この地に学校が建ち、この門は校門として使用され、龍宮門の愛称で親しまれています。
山門は龍宮門形式、重層で桁や垂木は丹が塗られています。屋根は入母屋造りで本瓦葺、棟の両端に鳥衾をもった獅子口を乗せ、破風には懸魚が付きます。下層の内部は木造で、これに漆喰を上から塗って外壁を造っています。外壁の基部は、斜格子状のなまこ壁です。
この門は、池田家文庫の絵図にも記載されており、当地域を代表する江戸時代の貴重な建物です。
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