関戸の廃寺跡
関係する市町:笠岡市
せきどのはいじあと
関係のある情報
【場所】笠岡市関戸【時代】飛鳥~平安時代
【指定年月日】昭和38年8月1日【所有】笠岡市
この史跡について
飛鳥時代に創建された寺院の跡です。今では大部分が水田となっていますが、発掘調査によって、金堂や塔などの建物跡が見つかり、南北130m×東西130mもの広い敷地だったことが分かりました。また、出土した瓦の模様を調べると、7世紀後半に金堂、次に塔が建てられたことが分かりました。平安時代の11世紀に主な建物が焼失してしまったようです。
現在、遺跡は水田や公園になっていますが、その一角にはこれは塔の中央にある柱を据えるための礎石が顔をのぞかせています。 主な出土品は、笠岡市立郷土館に展示されています。
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