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江崎古墳

関係かんけいする市町しまち総社市そうじゃし

えざきこふん

関係かんけいのある情報じょうほう

【場所】総社市上林【時代】古墳時代
【指定年月日】昭和61年4月4日【所有】総社市他

この史跡しせきについて

 こうもりづか古墳こふんいで、6世紀せいき後半こうはんつくられた備中地域びっちゅうちいき最後さいご前方後円墳ぜんぽうこうえんふんです。横穴式よこあなしき石室内せきしつないには、井原市いばらし産出さんしゅつ貝殻かいがら石灰岩せっかいがんつくられた石棺せっかん安置あんちされており、中から20だい後半こうはんから30さいにかかる壮年男性そうねんだんせいと、30だい後半こうはんから40さいちか壮年女性そうねんじょせいの2体のほね発見はっけんされています。
 そのほかひつぎめたと考えられるてつくぎも出土していることから、木のひつぎ使用しようされていたと思われます。
 出土した土器どきからみても、6世紀せいき後半こうはんから7世紀せいきのはじめまで何度なんど埋葬まいそうが行なわれたようです。須恵器すえき土師器はじきなどの土器どき、ガラス玉、てつじり(鉄鏃てつぞく)、かたななどのほか、吉備きび首長しゅちょうにふさわしい金をった馬具ばぐ耳飾みみかざりかがみなどがとも埋葬まいそうされていました。

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