この天然記念物について
このクスノキ(クスノキ科)は、旧黒忠小学校の校庭にあります。樹幹に比べ根部が極端に大きく、約0.5メートルも地上に露出しています。また、地上約2~3mあたりで大きく枝分かれし、さらに上部で多数の枝が真っ直ぐ上に伸び樹冠を形成しています。根部が盃を伏せたような形になっているのは地面が低くなったことを示しています。校庭は狭く、校舎の南側でしかも校舎に近いため昔から枝切りが行われていたらしく、充分に大きくなれなかったと推定されます。目通りは周囲2.8m、樹高16.0mで推定樹齢200年とされます。
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