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荒神の楠

関係かんけいする市町しまち:倉敷市

こうじんのくすのき

関係かんけいのある情報じょうほう

【場所】倉敷市児島田の口
【時代】樹齢約700年
【指定年月日】昭和46年4月16日
【所有】荒神社
【見学】可  【見学時期】通年

この天然記念物てんねんきねんぶつについて

 荒神社こうじんじゃ境内けいだいに根をおろしているこの楠は、四株が連立しており、うち二株は生育せいいくの途中でくっついています。樹齢じゅれい約700年と考えられており、全体として枝張り40m、高さ15mにもおよぶその大きさは岡山県でも最大級のものです。
 この場所は、由加山の参道に接しており、江戸時代に由加ゆが往来おうらいが盛んだったころには、田の口たのくち港に発着はっちゃくする船の目印になったといいます。田の口荒神は田の口地区の氏神うじがみとして約1000年前からまつられていたと伝えられ、これを証明するように境内けいだいをめぐって数基の古墳こふん(6~7世紀の後期古墳)が円状に並んでいます。

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