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荒戸山

関係かんけいする市町しまち:新見市

あらとやま

関係かんけいのある情報じょうほう

【場所】新見市哲多町田淵
【時代】ー
【指定年月日】昭和41年6月11日
【所有】個人
【見学】可  【見学時期】通年

この天然記念物てんねんきねんぶつについて

 荒戸山あらとやまは、哲多町てったちょう田淵たぶちの西方約1kmにあり、なべせたような形をしていることから昔から「鍋山なべやま」として親しまれています。
 新生代しんせいだい新第紀しんだいきせん新世しんせいの終わりごろ、新見市西部から広島県東部にかけて火山活動が始まりました。この火山活動は陸上の火山活動であり、中新世備ちゅうしんせいび北層群ほくそうぐんを貫いて火口から熔岩ようがんが流出し、玄武岩げんぶがん熔岩ようがん台地が形成されました。その後の浸食しんしょくにより玄武岩げんぶがん台地は削られ、かつてのマグマの通路の部分が浸食しんしょくされずに釣鐘状つりがねじょうの小高い残丘ざんきゅう(標高761.9m)として残されたものが荒戸山あらとやまとなっています。

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