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遍照寺の枝垂れいちょう

関係かんけいする市町しまち:笠岡市

へんじょうじのしだれいちょう

関係かんけいのある情報じょうほう

【場所】笠岡市中央町
【時代】樹齢400年以上
【指定年月日】昭和31年11月1日
【所有】遍照寺
【見学】可  【見学時期】11月

この天然記念物てんねんきねんぶつについて

 この枝垂しだれいちょうは、もともとは遍照寺へんじょうじ境内けいだいに高くそびえていた名木です。現在では、市街地に林立する高層建物に隠れるように、いちょう公園の中に立っています。みき周囲しゅういは3.8m、根元ねもと周囲しゅういは5.4m、高さは約25m、推定すいてい樹齢じゅれいは約400年です。
 遍照寺へんじょうじは、かつて笠岡の町の中心にあって、その多宝塔たほうとうは、江戸時代の慶長11(1606)年5月に完成しましたが、イチョウは多宝塔たほうとう建立こんりゅう記念きねん植樹しょくじゅとして、その頃に植えられたといわれています。
 遍照寺へんじょうじは昭和52年、西の浜の埋立地うめたてちへと転出しましたが、巨大きょだいなイチョウの木は多宝塔たほうとうとともにそのまま寺跡てらあとに残され、保存されています。

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