この天然記念物について
御鋒神社は、JR伯備線方谷駅より3kmほど高梁川の下流にある大杉の木立の中にあります。
大杉の木立の下は、かつて高瀬舟の船頭たちが恐れた難所でした。備中松山城主の水谷勝宗が猪狩りの帰り道、この瀬にかかると、船頭が岸辺にある二又の大杉にお辞儀をしました。その理由を尋ねると、船頭は「大杉の根元に祀られている御鋒様を拝むと危険を免れます」と答えたので、勝宗は社殿を作ったと伝えられています。御神木の樹齢は1,500年と言われています。
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