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有終館のクロマツ

関係かんけいする市町しまち:高梁市

ゆうしゅうかんのくろまつ

関係かんけいのある情報じょうほう

【場所】高梁市中之町9
【時代】江戸時代後期
【指定年月日】昭和31年6月1日
【所有】高梁市
【見学】可  【見学時期】通年
【見学時の注意】
幼稚園の敷地のため、敷地内へは無断で入らないこと。

この天然記念物てんねんきねんぶつについて

 有終館ゆうしゅうかんは、藩主板倉勝澄いたくらかつずみ伊勢いせ亀山かめやまから移封いほう後の延享えんきょう3(1746)年に開かれた学問所がくもんじょが発展したもので、寛政かんせい年中(1790年代)の勝政かつまさ時代に藩校はんこうとして確立しました。
 有終館は、天保てんぽう2(1831)年、城下町の本丁ほんちょうにあった建物が焼失しょうしつし、子弟していの通学に便利な中之町なかのちょうの現在地に移されましたが、天保10(1839)年の城下の大火たいかで再度焼失し、学頭がくとう山田方谷やまだほうこくの強い要望ようぼうにより、五年間の学校経費けいひを投入して再建さいけんされました。このクロマツは、その際に、山田方谷によって植えられたものと言われています。

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